【BTC週報7/19~7/25】アマゾンが仮想通貨決済を導入か!?Twitterやマスターカードも!?

ビットコイン情報
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今回はアマゾンやTwitter、マスターカードでの仮想通貨導入についてのニュースを紹介している。使用用途が増えることこそビットコインのボラティリティと安定化、そして普及につながる。大きな企業が採用すると通貨信用度が増すのでプラスの材料として今回はピックアップした。米国BigTechの動向には絶対に注目しておきたい。

先週のBTCチャート(7月19日~7月25日)

ビットコインチャート(7月19日〜7月25日)

こちらが先週のビットコインチャートだ。大きな変化はなかったものの、緩やかに上昇を見せている。最高で380万円台を記録した。

トピック:アマゾン、年内にも仮想通貨決済導入

アマゾンが、仮想通貨の導入を検討していることが明らかとなった。米アマゾンの求人募集で、暗号資産およびCBDC(中央デジタル通貨)の経験を持つ人材を募集していることが確認されている。

募集されているポジションとしては、デジタル通貨・ブロックチェーンプロダクトの責任者である。同分野の戦略およびロードマップの立案が主な職務となる。

アマゾンでの仮想通貨決済は、年内にも開始されると報じられている。ビットコインのほか、イーサリアムやカルダノ、ビットコインキャッシュでの決済が可能になるという。

このニュースを受けて、ビットコイン価格は上昇。過去24時間で5%増を記録し、35000ドルを回復した。

(その後アマゾンは仮想通貨決済導入を否定したが、実際に導入するとなると影響は計り知れない。注意深く観察したいトピックだ)

トピック:ジャック・ドーシー氏、ビットコインをTwitterに取り入れる方針

Twitterのジャック・ドーシーCEOは2021年2Q(4月から6月)の収支報告会にて、「ビットコインが同社の今後のサービスにおいて重要な役割を果たす」との考えを示した。

ドーシー氏は「AI(人工知能)」「分散化」と合わせて「ビットコイン」は今後のTwitterに関する3つの重要なキーワードの1つだと主張。Twitterのサービスにビットコインを取り入れることを考えており、この3つを導入することは事業にとっても有益だと語っている。

さらに同氏は、「ビットコインはインターネットのネイティブ通貨」だとし、単なる通貨という枠組みを越えるとも主張している。ソーシャルメディアをより分散化させることが可能になり、経済的なインセンティブをさらに提供することができるようになると語っている。

トピック:マスターカード、仮想通貨決済を可能にするためにプログラムを刷新

マスターカードは、仮想通貨決済を可能にするために仮想通貨カードプログラムを刷新すると発表した。

マスターカードは、「マスターカードが使える場所であればどこでも、デジタル資産を使いたい人にカードの選択肢を提供する。そのためにマスターカードとパートナーは新しい機能をテストする」と今回の目的について説明。

この目的のために、マスターカードは仮想通貨企業と提携して仮想通貨ウォレットや取引所を関与させ、パートナーが仮想通貨を従来の法定通貨に変換することをより簡単にするという。

今回サークルやパクソス、ガリレオ・フィナンシャル・テクノロジーなどとのパートナーシップを発表した。

マスターカードは仮想通貨のボラティリティを法定通貨への変換の複雑さを軽減するために、サークルが提供するステーブルコインのUSDコイン(USDC)を活用するという。

まとめ:仮想通貨が身近な存在へと変化

アマゾンやTwitter、マスターカードは私たちが普段使用する、生活になくてはならないものである。この3つの領域で、仮想通貨が導入されようとしている。

これまで仮想通貨は、投資家のためのものというイメージがあり、自分とは関係のないものとしていた人も多いことであろう。しかし今回の3つの分野で活用されれば、仮想通貨がより身近なものになる。今後世界中の人々の中で、仮想通貨の存在が当たり前になる日もそう遠くはないかもしれない。

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