先週は下降も上昇もみられる激しい値動きだったビットコインだが、その認知度拡大はとどまることを知らない。先週は、株を抑えて投資対象のトップに躍り出るなどビットコインの今後がより楽しみになるようなニュースが盛りだくさんの1週間だった。
先週のBTCチャート(3月15日~3月21日)
こちらが先週のビットコインチャートだ。15日と16日に下落しているものの、18日には再び上昇し650万円にまで到達。週末には640万円前後でもみ合い、最終的に620万円程度で着地した。
トピック:BTCが投資対象のトップにランクイン
コンパウンド・キャピタル・アドバイザーズのCEO、チャーリー・ビレロ氏がまとめた結果によると、投資対象としてビットコインがトップにランクインしていることが分かった。
株など他の投資方法を抑えてのトップというだけあり、これからは仮想通貨の時代が来るといっても過言ではない。他の投資方法に比べて、利益が大きく損失が少ないというのもポイントである。
依然としてボラティリティは高いが、投機対象ではなくなりつつあるという見方もある。
トピック:BTC高騰の背景に米国の景気刺激策あり
最近のビットコイン高騰の背景に、ジョー・バイデン米大統領の景気刺激策が挙げられる。この政策は、収入が8万ドル以下の人々に1400ドルを支給するというものだ。
みずほ証券が世帯収入15万ドル以下の約200人に調査した結果、回答者の約4割がビットコインや株式を購入すると答えたことが分かった。また、そのうちの約6割は株式よりもビットコインを選ぶと答えている。
生活や支払いに必要な資金が確保できたら、残りは投資に回すというのはもはや当たり前なのかもしれない。
トピック: 楽天がBTCの取引体験ができるサービスを開始
楽天が、「楽天ポイント」を利用してビットコインの取引体験ができるサービスの提供を開始した。サービスの内容は、ビットコイン価格に連動してユーザーが設定した楽天ポイントが増減するというもの。運用は100ポイント以上、追加できるポイントは3万ポイントが上限だ。
楽天は今後も、ビットコインをはじめとする投資経験のないユーザーが、ゲーム感覚で資産運用を学べる機会を増やしていくという。
現在楽天ウォレットでは、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ビットコインキャッシュ(BCH)を取り扱っている。
まとめ:1週間の動き、長期トレンド交えた今後の展望
最近仮想通貨の普及が進んでいることは当たり前になっているが、視野を広げてみると世界レベルで広がりを見せている。今やビットコインは投機対象ではなく、立派な投資対象としての圧倒的な存在感を誇っている。まずは身近な楽天で、取引体験をしてみるのもいいかもしれない。