今回は、イーサリアムの高値更新やイーサリアムクラシックのハードフォーク、さらにポルカドットがbitFlyerに上場したニュースを紹介している。ぜひ最後までチェックしてほしい。
トピック: イーサリアム、2週間ぶりに高値更新、ロンドン・ハードフォークを控える
イーサリアムは4日に6.5%上昇し、2370ドルに到達。2週間ぶりの高値を更新した。
イーサリアムは2日に2億3000万ドルのオプション満期を迎えたことで、市場のセンチメントが向上したと見られている。
イーサリアムはロンドン・ハードフォークを7月下旬に控えている。このタイミングでメインネットに実装予定だ。
今回のハードフォークでは、イーサリアムの課題となっているガス代(手数料)高騰を改善する仕組みが含まれるほか、流通するトークン量を減らすための機能など、ETHの価格を押し上げる材料になると考えられている。
トピック:イーサリアムクラシックのハードフォーク、「Magneto」が7月下旬に行われる
イーサリアムクラシック(ETC)のハードフォーク「Magneto」が、7月下旬に行われることが明らかになった。
このハードフォークには、イーサリアムの大型アップデート「ベルリン」で実装された4つのイーサリアム改善提案(EIP)が含まれる。
このハードフォークにより、ネットワークのセキュリティ向上とガス代削減が期待されている。アドレスと秘密鍵を同じ場所に保管し、ユーザーが一度の取引でアクセスできるようにすることで取引量を減らすことで、上記の効果が期待できるというわけだ。
ETCは現在、「Morder」「Kotti」という2つのテストネットが6月から稼働している。ハードフォークMagnetoは、これらのテストの完了後に正式に行われる予定だ。
トピック: ポルカドットがbitFlyerで上場
仮想通貨取引所bitFlyerが6月29日、ポルカドット(DOT)の取り扱いを開始した。これにより、同社の取り扱い仮想通貨は全部で13種類になった。
国内の取引所では、GMOコインが5月にポルカドットの取り扱いを始めている。
先日スイスの証券取引所で、ポルカドットの関連派生商品が上場していた。
まとめ:イーサリアムは直近でも伸び代ありか
アルトコイン市場では、イーサリアムの価格が上昇傾向にある。イーサリアムクラシックもハードフォークを控えており、今後イーサリアム関連の動きに注目が集まる。
国内でも、ポルカドットの取り扱いが徐々に増えている。主要なアルトコインとして認識される日もそう遠くはないかもしれない。引き続き観察を続けていきたい。