【BTC価格2/1-2/7】国内初のBTC証券化商品誕生!先週の主なニュースを一気にチェック!

BTC価格チャート ビットコイン情報
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先週は400万円台を突破し、着実に上昇しているビットコイン。(本稿執筆時点では一度500万円を突破)日米では仮想通貨に対する考え方に差があり、まだまだ波に乗り切れていない日本であるが、証券化商品の登場など大きなニュースもあった。

この記事では世界的なニュースも取り上げながら、今後のビットコインについて考えていく。

先週のBTCチャート(2月1日~2月7日)

ビットコイン価格チャート(2月1日〜2月7日)

こちらが先週のビットコインチャートだ。

価格の変動幅はさほど大きくないが、全体的に上昇している。週の始めには360万円を下回っていたのが、週末には最高で428万円を記録した。その後は少し下降し、400万円前後で推移している。

トピック:国内初のビットコイン証券化商品が誕生

2021年2月15日より、国内初となるビットコインの証券化商品がローンチされる。仮想通貨は国内では雑所得扱いであり、最大50%の税率がかけられる。証券取引となると、株やFXと同じように税制面での優遇措置を受けられるようになるのがメリットである。

一方で、証券化ではなく「仮想通貨の税率を一律で20%に」という声もあるが、ひとまず証券化商品が出るというのは業界では大きな出来事だ。

また、この証券化商品によってレバレッジ取引が可能となる。暗号資産CFDでは、レバレッジは最大2倍の上限とされている。しかしこの商品ではビットコイン先物の変動幅のプラス5倍、マイナス3倍に連動する仕組みだ。それなりにリスクはあるが、ボラティリティが高いビットコインであればハイリスクハイリターンが可能になる。

トピック:新規ユーザー爆増で価格急騰

2021年に入ってからは新規ユーザーが爆発的に増加している。ビットコインはここ数ヶ月で価格が超高騰しているので、目を向ける層が増えていることが要因と考えられる。また米国の場合、テスラ社のCEOイーロンマスク氏が自身のTwitterのプロフィールに「#bitcoin」というタグを追加している。このことで、ビットコインの価格も急騰し、より多くの人の目に触れる機会が増えている。

加えて、現在世界的には金融緩和により金余りの状態である。その分が仮想通貨に流れ込んできており、今後も上昇トレンドを辿っていくと見られる。

トピック:仮想通貨に消極的な日本とポジティブなアメリカ

日米では仮想通貨に対するイメージが全く異なる。これは両国に拠点を置く、暗号資産取引所のbitflyerが実施したアンケート結果によって明らかとなった。

アメリカは仮想通貨に対してポジティブであり、8割以上の人が仮想通貨をはじめとした投資をしているそうだ。反対に日本はそもそも投資に消極的で、仮想通貨には「セキュリティが不安」「詐欺や盗難に巻き込まれそう」といったネガティブなイメージが根強い。

過去には、「マウントゴックス事件」や「コインチェックネム事件」という、ハッキングによるコインの流出事件が起きている。また最近では仮想通貨取引所Liquidが個人情報流出という失態を犯しており、日本では良いイメージがないというのが現状だ。

まとめ:1週間の動き、長期トレンド交えた今後の展望

今週はBTCの証券化商品がローンチされたり、新規ユーザーが増加したりと仮想通貨業界は活況となった一週間であった。今後も仮想通貨への流入は増えていく一方だと思われるが、世界的に見れば日本はまだまだといったところである。

今後も、ちょっとした出来事がきっかけで価格は高騰していくとみられる。まだビットコインを購入していない人は今のうち購入しておいた方がいいかもしれない。

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