SUSHIが投機対象に!?LINK(LN)やTRXも急騰!アルトコインの新たな勢力を解説

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仮想通貨SUSHIや、LINEの通貨LINK(LN)など、比較的新しい勢力が台頭してきた週となった。次々と現れる仮想通貨を取りこぼさないよう、今回もひとつひとつ詳しく紹介している。

トピック: 仮想通貨SUSHI、投機対象に

仮想通貨SUSHIが、投資企業BitwiseのDeFiインデックスに新たに組み入れられた。

DeFiが誕生した当初は、多くのDeFiトークンや取引所が生まれては消えてということを繰り返しており、DeFiは価値が付く前に消えてしまうことで有名だった。その中でSUSHIも、DeFiであることに加えて「寿司」という生ものだと揶揄され、すぐに消えるだろうと考えられていた。しかし、現在こうしてファンドの投機対象として認識されるまでに至った。

また、分散型取引所SushiSwapはTVL(ロックバリュー)のランキングで6位にランクイン。新たなレンディングサービス「Kashi(貸し)」を実装し、サービス範囲をトークンスワップやイールドファーミング以外のDeFi金融商品にも拡大している。

トピック:LINEの独自仮想通貨 LINK(LN)急騰

メッセージアプリで知られるLINEの独自の仮想通貨「LINK(LN)」が前月比670%高と、高騰を見せている。

「LINK(LN)」は、メインネットLINEブロックチェーンで構築する分散型アプリケーションなどの様々なサービスで決済やサービス側が提供する特典で利用できる。つまり、LINEが構想するトークンエコノミーのインセンティブ設計としての利用を目的としたトークンである。

また、最近トレンドとなっているNFTの発行やNFTゲームなどの開発で、イーサリアムのブロックチェーンからLINEブロックチェーンに乗り換える事例も多い。

さらに、LINKの活用例として、動画ストリーミングに特化する「Theta」との連携だ。Thetaは時価総額12位に位置する、非中央集権型の動画プラットフォーム。去年の秋にTheta NetworkとLINKの提携が発表されている。Theta内で「LINKリワード」を提供することで、インセンティブモデルを組み込んだ、次世代のストリーミングサービスを提供する。

トピック:トロン(TRX) 急騰

仮想通貨トロン(TRX)が前日比一時50%高を記録し、急騰している。TRXは3月10日に国内仮想通貨取引所ビットポイントジャパンに上場した。

今回の価格急騰の背景には、以下の要因が考えられる。

TRXのバーン(焼却)イベントが3月30日に実施された。これにより約1億円相当のTRXがバーンされた。バーン(焼却)とは、市場に出回る通貨の量を減らすことだ。こうすることで、通貨の価値を高める狙いがある。

また、トロンはDeFiインキュベーターのDuckDAOとの提携を発表している。この提携により、DuckDAO上でTRXのトークンセールを行うことができる。

さらに、トロン創設者のJustin Sun氏がアメリカTIMEマガジンのNFTを落札したことも分かっている。そして「JUST NFTファンド」に今回落札した作品を追加するとのことだ。「JUST NFTファンド」は高額なNFTアートに投資する仕組みだ。

まとめ:1週間の動き、長期トレンド交えた今後の展望

先週は、比較的主力ではないアルトコインの価格急騰が目立つ週であった。各コインは、サービス範囲やバリエーションを広げるなどして工夫し、それが今回の価格上昇につながったというイメージだ。たくさんの仮想通貨が存在するなか、時価総額の上位に位置するのはそう簡単なことではない。今後も新たな通貨が誕生することや、通貨同士の熱いバトルが繰り広げられることだろう。

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