NFTに親しむユーザーの中には、Play to Earn(P2E)に大きな興味を寄せている人も多いだろう。
しかし、現時点で国内NFTゲームの中にはP2E要素が充実したものはあまりない状態だ。
PLT PlaceのオープンとELF Mastersが正式リリースすれば、いよいよ国内でもP2Eに本格的に取り組めるユーザーが増えるかもしれない。
今回は、そんな夢がいっぱい詰まったパレットチェーン公式NFTマーケットPLT Placeについて紹介していく。
パレットチェーン公式「PLT Place」プレオープン、13日間で10万人の登録
2021年7月にHashPaletteは日本で初めてIEOを行ったことで、国内の仮想通貨関連ユーザーから大きな注目を浴びた。
いよいよ、発行された通貨PLT(パレットトークン)を使ってNFTが売買できるマーケットプレイスが4月1日オープンされるということで、3月17日より事前登録が開始された。
事前登録者数は瞬く間に増えていき、30日時点でなんと10万人を突破。多くのユーザーが期待を寄せている新たなNFTマーケットプレイスの誕生だ。
PLT Placeでは、PLTウォレットを通した仮想通貨決済の他に、各種クレジットカードによる日本円決済が可能となっている。
PLT Place 第一弾プレセールはNFTゲーム「ELF Masters」
ELF Masters(エルフマスターズ)は、パレットチェーン上で展開されるファンタジーアドベンチャー型NFTゲームだ。
ゲームのリリースは2022年6月を予定しているが、4月1日よりPLT Placeにて、ゲーム内アイテムの先行販売が行われる。
プレイヤーはマスターとなって、エルフと呼ばれる生き物とともにダンジョンを探索したりモンスターを倒したりする。ゲーム内メタバースに所有するNFTを設置することで、ゲームの進行やクリアに有利に働く効果を得ることができる。
将来的には、メタバース内でユーザーが経済活動を行ったりイベントが開催されたりするなど、P2E要素が盛りだくさんに詰め込まれている。
国内産のP2Eゲームへ大きな期待、PLT Place と他社NFTマーケットプレイスとの差
ELF Mastersの発行元は、株式会社HashPortが運営するHashGamesだ。
パレットチェーンを運営するHashPaletteはHashPortの子会社にあたる。グループでブロックチェーンの開発と関連するNFTゲームを運営することで、パレットチェーンの拡大が促進されていくにちがいない。
この点が、国内の他のNFTマーケットプレイスと大きく違う点だ。
国内で有名なNFTマーケットプレイスといえば、仮想通貨取引コインチェックが運営する「Coin chack NFT(β版)」やGMOグループが運営する「Adam by GMO」がある。
どちらも様々なNFTコンテンツが販売されており、日本人にとっては使いやすいNFTマーケットだ。しかし、同マーケット内で発行できるNFTはやはり、イーサリアムなどの既存のチェーンを利用している。
その点、PLT Placeは自社グループで開発したチェーン上でNFTを発行することができる。要するにPLTの経済圏を創り上げることがきるのだ。
PLT発行からまだ1年経っていないが、順調にその準備が進んでいると言える。
パレットチェーン、PLT、そしてELF Mastersという3つの柱が伸びていくことで、将来的にPLTの価値は上がっていくことが想定される。
また、国内産のNFTゲームでThe SandboxやAxie Infinityといった大規模なものはまだない。ELF MastersがPLTとともに伸びていけば、同ゲームが大きな経済圏を創り出す種ともなり得る。
国内産のP2Eの代表作となることに大きな期待が寄せられる。