NFTマーケットプレイスHEXA(ヘキサ)のロイヤリティ機能とNFTの問題点への取り組みとは

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NFTの売買で中心となるNFTマーケットプレイスには、さまざまなものがある。

どれも仮想通貨決済が主流なうえに海外サイトも多いため、一般的な日本人にとってはなかなかハードルが高い世界であることも事実だ。

メディアエクイティ株式会社が提供するNFTマーケットプレイス「HEXA(ヘキサ)」は、そうした従来の形とは少しちがっている。

今回は、HEXA(ヘキサ)について取り上げながら、NFT売買で発生する闇に対する独自の取り組みについて紹介していく。

NFTマーケットプレイスHEXA(ヘキサ)とは

NFTマーケットプレイスHEXA(ヘキサ)は、2021年5月にリリースされたNFTマーケットプレイスだ。

同マーケットは、インフルエンサーのSNS投稿をNFT化し販売することで、ファンとインフルエンサーの新たなつながりを構築することを大きな目的として構築された。

HEXA(ヘキサ)で最初に行われたNFTオークションは、与沢翼氏が投稿した下記のツイートを対象に行われ、なんと約1041万円(当時)で落札されている。

https://twitter.com/tsubasa_yozawa/status/1397167212457185281?s=20

HEXA(ヘキサ)の大きな特徴は、このように自身のSNS投稿を気軽にNFT化して、簡単に販売できる手軽さにある。

Twitterのアカウントを連携し、NFT化したいツイートを選択、その後付加したい条件を選択すれば、すぐにNFTを発行することができる。

さらに大きなポイントは、これらのNFTを仮想通貨だけでなく日本円でも売買できることだ。

仮想通貨に親しみのない人でも、NFTを売買することができるのはコレクターやファンにとって有難い仕様だ。

このため、仮想通貨を保有するためのウォレットや取引時に発生するガス代などを準備する必要がない。

従来のNFTマーケットプレイスは仮想通貨決済が主流で、かつイーサリアム基盤であることが多く、高額なガス代を支払わなければならないケースがあった。

しかし、HEXA(ヘキサ)はそういった部分を改善した新たな形のNFTマーケットプレイスだといえる。

HEXA(ヘキサ)、新搭載「ロイヤリティ機能」とは

HEXA(ヘキサ)には今回、新たな機能が加わったことで大きな話題となった。

NFTが転売された後も、継続して著作者に報酬が入る「ロイヤリティ機能」だ。

NFTの大きなメリットは、販売時に条件を付加することで著作者が継続的に収益を得ることができるという仕組みだ。

しかしまだNFTマーケットプレイスはβ版や開発途中のものが多いため、そういった部分がまだ未搭載であることもある。

その点、HEXA(ヘキサ)はかなり早い段階でロイヤリティ機能を搭載したといえる。

写真やイラストなどの作品は、元々の販売方法だと転売した時点で著作者に報酬が発生することはないが、NFT化して発行することによってこうした条件を付加することができ、新たな収益ルートの構築と著作者の権利を保護できる。

著作者にとって大きなメリットとなるこの機能を求めて、今後利用者が増加していくことが予想される。

NFT売買の課題を解消するHEXA(ヘキサ)の取り組み

NFTの転売は、NFTの特性を生かすことで大きな収益を上げることができるため、公式でも認められる行為だ。

それ以前の販売方法では転売自体を禁止しなければならないケースもあったが、これによって購入者も自由に所有物を売却できるようになる。つまり、NFT作品において転売は闇ではなくなった。

しかし、さらに大きな闇は潜んでいる。著作者の許可なく、無断で作品をNFT化し発行してしまうケースだ。

著作者のなりすましによる販売や、無許可販売は既に横行しており、被害を受けた著作者や買ってしまった購入者たちの悲痛な声が、連日SNSで投稿されている状態だ。

HEXA(ヘキサ)はそうした部分に対しても、対策する機能を搭載している。

それが、ツイッター認証だ。

あらかじめ本人のツイッターを認証し、連携しておくことでNFT発行者の実態を明らかにすることができる。

これは、SNS投稿のNFT化を中心とするHEXA(ヘキサ)だからこそできる独自の対策だろう。

NFTが持つ可能性をさらに広げていくマーケットプレイスHEXA(ヘキサ)に、今後の期待が寄せられる。

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