ノンファンジブルトークン高騰!匿名コインも春が来た!?先週のアルトコイン動向

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先週はビットコインと同じくアルトコインも高騰を記録した週であった。これまでは下降トレンドだったプライバシーコインの上昇やIOST上昇の背景など、最新のアルトコイン情報をお届けする。上昇を続けるDeFiにも引き続き注目が必要である。

トピック: IOST高騰の背景

国内銘柄のアイオーエストークン(IOST)が年初時点の8倍にまで高騰している。

IOSTは、クレジットカードのようにブロックチェーン技術を利用することを目指して作成されているトークンである。ETHやBTCなどが採用しているアルゴリズムとは違い、PoBという次世代のコンセンサスアルゴリズムを採用している。これにより、非中央集権制と高速かつ公平な処理の実現を可能にしている。

また、国内でも様々な実験に使用され始めている。このコインは今様々な人が関心を持っているDeFi分野にリーチしており、投資家としてはそれにも関心が高い。

トピック: ノンファンジブルトークンの取引高急騰

ノンファンジブルトークン(NFT)の取引高が急騰している。

NFTとは替えが効かないブロックチェーン上に発行される唯一無二のトークンを意味する。仮想通貨に限らず従来の法定通貨も含めて一般的に貨幣は誰の手元にあっても同じ価値を持っている。(だから決済に使用できる)

一方、NFTはそのブロックチェーンそのものに価値がある。言わば絵画や陶芸のような一点モノであり、それをデジタルで管理できるようにしたものがNFTである。ゲームのアイテムや有名人の所蔵品、バーチャル上の土地までさまざまなNFTがあり、下記のCryptoSlamというサイトではそうしたクリプト収集品が頻繫に取引されている。

クリプトスラムとは(CryptoSlam)

1位はNBA Top Shotで、HashMasksやCryptopunksといった有名どころがランクインしているようだ。

HashMasksはスイスを拠点にし、数十人以上のアーティストによって作成されたユニークなデジタルポートレートのコレクションをしている。売上は過去1週間で800万ドル以上だ。

一方でCryptopunksはアルゴリズムによって作成された24×24ピクセルのアート画像である。売上は過去1週間で1340万ドルである。

前述の仮想空間の土地の売買も積極的で、150万ドルで売れている。これは新記録である。

新しい市場の運用方法として、ノンファンジブルトークンについては今後も目が離せない。

トピック: プライバシーコインの著しい価格上昇

ZCashやモネロ(XMR)といった匿名性の高い通貨の価格上昇が著しい。海外ではプライバシーコインとも呼ばれるこのコインは、アドレスや送金の数量が分からないようなシステムの通貨を指す。

BTCが上がるとアルトコインが上がるが、匿名性の高い通貨にも春がきたようだ。ZCashは先々週に比べて70%以上、モネロ(XMR)は50%以上の上昇を見せている。

その他、注目の高いDeFi関連のトークンもかなりの上昇率が確認できており、その上昇率は匿名性の高い通貨を超えている。

このことから、匿名性も大事だが、今はより多くの人が便利に仮想通貨を使用することができる世界が求められており、それが価格に反映されているからなのかもしれないと考えられる。

まとめ:1週間の動き、長期トレンド交えた今後の展望

ビットコインもかなり高騰していたが、アルトコインも急騰した一週間であった。ノンファンジブルトークンやプライバシーコインといった新しい資産運用の形が増加してきており、今後も市場を賑わせることが予想される。また、DeFi関連のトークンもかなり上昇してきているので今後もチェックが必要だ。

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