前澤友作氏が世界初「宇宙からのNFT発行」でパレットチェーンを採用した理由とは?

前澤友作のNFT NFT情報
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日本の民間人で初めてISSへ飛び立った前澤友作氏が、地球に帰ってくるまでの約2週間の話題を総なめにした。

今回取り上げるのは、前澤氏が宇宙から発行したNFTについてだ。

前澤氏がなぜパレットチェーンを利用してNFTを発行したのかその理由とともに、今後の注目ポイントについて紹介していく。

前澤友作氏が宇宙で撮影した写真をNFT化

12月8日、日本の民間人として初めて国際宇宙ステーションへ旅立った前澤友作氏は、宇宙滞在中に様々な取り組みを行った。

その一つとして、自身が撮影した宇宙の写真をNFT化するというものだ。

作品のタイトルは「Rendezvous(ランデブー)」

ツイート内のリンクを飛ぶと、実際にNFT化された写真を見ることができる。

前澤友作氏がパレットチェーンを選んだ理由

自身の写真やアート作品をNFT化することは、昨今のブームもあって最早珍しいことではない。

今回のポイントは、前澤友作氏がパレットチェーン上でNFTを発行したことにある。

一体なぜ、パレットチェーンが選ばれたのだろうか?

第一に、今回NFTを発行するにあたって、同プロジェクトをプロデュースした株式会社ARTTODAYに注目したい。

実は、この会社は前澤友作氏とパレットチェーンを生んだ株式会社HashPortのCEOである吉田世博氏が共同出資してつくられたものなのだ。ちなみに吉田氏は、パレットチェーンを使ったNFT事業の展開に特化した子会社「株式会社Hashpalette」のCEOも務めている。

つまり前澤氏は宇宙に飛び立つことを決めた7年前から当日に至るまでの間に、既に宇宙の写真をNFT化しパレットチェーン上で発行する準備を整えていたのである。

また、公式には以下のようにパレットチェーンが選ばれた理由を発表している。

“本プロジェクトにおいては、クロスチェーン機能による高い流通性、また、独自のガスレス設計が、宇宙におけるアート、エンターテイメント分野での価値創造を地球環境へ負荷をかけることなく継続的に実現できる永続性が評価され、Paletteが採用されております。”

引用元:プレスリリース「世界初、宇宙からのNFT発行において「Palette」が採用」

それ以前に今年8月時点で、前澤氏はHashPortに4.8億円の出資を行っている。

元々前澤氏はNFTに強い関心を抱いており、NFT関連の事業を行うためにHashPortならびに子会社のHashpaletteと連携するつもりだったようだ。

今回、前澤氏がNFTの発行にパレットチェーンを選んだ理由は、NFT関連事業においてパレットチェーンを利用する計画が元からあったからだ。

そして、それ以前にパレットチェーンを選んだ理由がプレスリリースにある通りだろう。

パレットチェーンと前澤氏の動向に注目

今年8月時点で、パレットチェーンが発行するパレットトークン(PLT)がコインチェックに上場するとともに、国内初のIEOを実施するとして大きな話題を呼んだ。それ以来、多くの投資家がパレットトークンには期待をかけていたが、現在価格に関してはそれほど大きな動きはない。

しかし今回、前澤氏のNFT発行のニュースによって、さらに多くの人にパレットチェーンの存在が知れ渡ることとなった。これによって、パレットチェーンへの期待はさらに高まったと捉えることができる。

また、前澤氏の動向にも注目したい。

既に、2023年に月へ行くことが予定されているが、仮想通貨界では知らぬ者がいないイーロン・マスク氏が設立したスペースXを利用することになっている。このことも含めて、前澤氏がかなり積極的にNFTを含むクリプト関連の事業に関わってくる可能性が大きい。吉田氏との共同出資で設立された株式会社ARTTODAYの今後の動向にも注目だ。

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