イーサリアム(Ethereum / ETH)の基礎知識|特徴・将来性・買い方まとめ

イーサリアム(ETH)の基礎知識 暗号資産解説
暗号資産解説

当ページでは、イーサリアム(Ethereum / ETH)の保有や投資にあたり、主な特徴やプロジェクトの目的、買い方(購入・取引できる暗号資産取引所)、そのほか関連する情報などをまとめている。

イーサリアムとは?概要・歴史・目的

イーサリアムとは、ヴィタリック・ブテリン氏により開発された仮想通貨の一種である。

ブテリン氏は自身が19歳の時に、イーサリアムを考案した。17歳の時にビットコインの存在に感化されたブテリン氏は仮想通貨に興味を持ち、イーサリアム財団を立ち上げ、そこでイーサリアムを開発した。

一般的に、ビットコイン以外の仮想通貨は「アルトコイン」と呼ばれる。現在では、イーサリアムはそのアルトコインの中でも代表的な存在となっている。

厳密には、イーサリアムとは仮想通貨そのものを表す言葉ではない。イーサリアムとはブテリン氏が開発したプラットフォームの名称で、そのプラットフォーム内で使用される仮想通貨を「イーサ」という。日本では、プラットフォームを意味する「イーサリアム」と仮想通貨を意味する「イーサ」、どちらも「イーサリアム」と呼ぶ風潮がある。

イーサリアムはビットコインとは違い、このプラットフォームのために開発された。後述するが、このプラットフォームで用いられている「スマートコントラクト」という技術のおかげで契約から決済まで非常にスムーズに進めることができる。また、データが改ざんされる可能性も低く、手数料もほとんどかからない。そのため、資産としてではなく決済のためにイーサリアムを利用する企業も多く存在する。

そんなセキュリティの高いイーサリアムだが、2016年6月には「The DAO事件」という約360万ETHが盗まれるハッキング被害に合った。当時イーサリアムの運営チームは、ハッキングが行われる前の状態に戻す「ハードフォーク案」を実施。これにより事態は収束したかに思えたが、ハードフォーク案に反対した一部のコミュニティがイーサリアムから分裂し、新たにイーサリアムクラシック(ETC)が誕生した。ETCは分裂後独自の機能が付け加えられており、将来性のある仮想通貨として注目を集めている。

またイーサリアムでは、ビットコインと同様にマイニングにより通貨が発行されるProof of Work(略称:PoW)が採用されている。しかし現在は、マイナーの通貨保有量や保有期間に応じてマイニングの難易度を調整する、Proof of Stake(略称:PoS)への移行が検討されている。

名称(英名) イーサリアム(Ethereum)
ティッカーシンボル ETH
発行開始年 2015年7月
発行上限枚数 なし
発行方法 マイニング報酬として
承認方式 Proof of Work (Proof of Stakeへの移行を検討中)
中央機関 なし
提唱者 ヴィタリック・ブテリン
プロジェクト公式サイト https://www.ethereum.org/
公式ツイッター https://twitter.com/ethereum

イーサリアムの仕組み・主な特徴・将来性

イーサリアムの主な特徴として挙げられるのが、スマートコントラクト技術を利用しているという点にある。

「スマートコントラクト」とは、様々な契約を自動化できる分散型のプラットフォームである。スマートコントラクトを使えば、たとえば株や不動産などの分野で、仲介業者を介さず当事者同士で金融サービスを取引できる。このようにスマートコントラクトは、事業の取引にも使用されるほど汎用性が高い。

つまり、イーサリアムのプラットフォームは仮想通貨を利用した新しいインフラとして機能しているのだ。これは他の仮想通貨にはない、イーサリアムの大きな特徴といえる。

また、イーサリアムには発行上限がないことも大きな特徴である。ビットコインは2100万枚と上限があり、他の仮想通貨もたいてい上限枚数が決まっている。これは仮想通貨の希少価値が出るようにという狙いによるものだ。

しかし、発行上限がなければ半減期も訪れない。半減期とは、マイニングの報酬が減少する時期のことで、発行済みの通貨が増えるのを制限するためのものである。通貨が全て発行されるとマイニング報酬はなくなるため、多くの仮想通貨には予め半減期が設定されている。

上限も半減期もないイーサリアムは、マイニング報酬を受け取り続けることができる。そのためマイナーがマイニングを続けるモチベーションにもなるため、今後も供給されると予想される。

イーサリアムのこれまでの主なトピック

(2021年2月12日)
約18万円という過去最高値を更新

(2021年1月11日)
イギリス当局の監視や規制の強化により記録的な大暴落、ETHは-14%ほど下落

(2018年3月)
G20サミットで仮想通貨規制について議論され、大暴落

(2016年6月)
The DAO事件によりイーサリアム(ETH)とイーサリアムクラシック(ETC)に分裂

(2015年8月)
イーサリアムリリース直後に0.8ドルをマーク

イーサリアムの購入方法【取扱国内取引所一覧】

  • BitFlyer(取引所/販売所)
  • CoinCheck(販売所)
  • GMOコイン(販売所)
  • DMMビットコイン(販売所)
  • Bitpoint(取引所)
  • bitBank(取引所)
  • Huobi(取引所/販売所)
  • Zaif(取引所)

イーサリアムの特徴まとめ

  • 2015年にリリース
  • 代表的なアルトコイン
  • スマートコントラクトを用いた分散型プラットフォーム
  • 決済の面でも新たなインフラとして機能
  • 発行上限もなく、半減期もない

今後もイーサリアムの最新情報は当ページにて随時アップデートします

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