アルトコインも一概にすべてのコインとは言えないが、ほとんどの銘柄が現在下降気味のトレンドとなっている。
一時はメタバース関連が大きな話題となり、大幅な価格の上昇を見せた銘柄もあったため、現在の様子は少しの不安と寂しさを感じさせる。
さて、そのような中でも先週話題となったコインがある。ドージコインとソラナだ。両者は今年何度も名前の挙がったコインだが、今回も明るいニュースだ。
今回は、ドージコインとソラナの新たなニュースと共に、国内取引所で取扱いが始める新たな通貨についても触れていく。
トピック:ドージコインのブロックチェーン上でNFT発行
度々話題となるドージコインが、そのブロックチェーン上でのNFT発行に初めて成功した。NFTが大きなブームとなっている今、ドージコインのブロックチェーン上でもNFTが発行できるとなると、注目を集めることとなる。
さらにこのことが話題となった14日同日、仮想通貨界で大きな発言力を持つイーロン・マスク氏がまたもやドージコインに関する発言をしている。
今回は、ドージコインを使って自身がCEOを務めるテスラ社の商品の購入ができるようにするという旨のものだった。このことも相まって、ドージコインは再び脚光を浴びている。
今後もイーロン・マスク氏のドージコイン関連の発言には要注目だ。
トピック: 米仮想通貨投資企業Galaxy Digitalがソラナの投資信託をローンチ
米仮想通貨投資企業であるGalaxy Digitalは、11月に大手金融メディアであるブルームバーグと提携を結び、ソラナの指数がわかる「Bloomberg Galaxy Solana Index」というサービスを提供スタートしていた。
それから1ヶ月経った今回、これを利用したソラナ投資信託サービスのローンチの開始を発表した。取り扱われるソラナは、コインベースがカストディを担当することとなる。
今年に入ってソラナは、何度も史上最高値を更新して急激な成長を見せた注目株だ。今回の新サービスの発表によって、ますます注目を集めるにちがいない。
トピック: DMM BitcoinでXTZ・ENJの取扱い開始
国内仮想通貨取引所DMM Bitcoinで15日より、XTZ(テゾス)・ENJ(エンジンコイン)の新規取り扱いがスタートした。取扱いはレバレッジ取引で、新規2種類を合わせると合計14種類の取扱いとなる。
元々DMM Bitcoinは、レバレッジ取引の取扱い銘柄数が国内最多を誇っている。今後も取扱い銘柄が増えていくことに期待だ。
先週のまとめと今後の見通しの考察
アルトコインも軒並み価格を落としており、やや不安の残る年末となってきた。しかし今年全体で見ると、今回が底なわけではない。
大きな流れで見ていくと、それほど気にするような下降ではないという見方もできる。
また、そのような中でもドージコインのブロックチェーンでは今話題のNFT発行が実現されたことや、ソラナの投資信託が始まることでより一層注目を集めることとなる。さらに、国内取引所は着々と取扱い銘柄を増やしており、これは今後も期待が持てるところだろう。
少し寒い冬を越して、再び市場が温まることを願うばかりである。