ステーブルコインDAI日本初上陸!SBIやLINEによる新たな試みにも注目【アルト週報】

DAIがコインベストで上場 アルトコイン情報
アルトコイン情報

先週ビットコインの下落を受けて、アルトコイン市場もつられる様に下落が見られた。

年初から低迷する仮想通貨市場だが、関連企業は続々と新たな事業を展開してサービスの拡充がはかられている。

今回は、国内初上場となるステーブルコインについて、SBI VCトレードのキャンペーンについて、そしてLINEが注力するNFT事業について紹介していく。

トピック:ステーブルコイン「DAI(ダイ)」が日本初上陸

国内仮想通貨取引所CoinBestで2022年2月末より、日本初上場となるステーブルコインDAIの取扱いがスタートする。

DAIは米ドルに連動するステーブルコインの一つで、イーサリアムを基盤としている。

イーサリアムを担保としてメイカープロトコルに入金することで発行される仕組みだ。DAIの価格は変動するようになっており、2022年1月24日時点で113.71円となっている。

25日からは、DAIの発行や管理などを行うプラットフォームを提供するMaker(メイカー)がビットバンクで取扱いが始まることも話題となっていた。

仮想通貨は価格が大きく変動し不安定な特徴を持っている。

この部分を改善し、価格の安定をはかることができるよう開発されたのがステーブルコインだ。

DAIが米ドルに連動しているように、ステーブルコインは既存の資産を裏付けとすることで価格の安定をはかることができる。仕組みは色々あるが、今回のように法定通貨を担保として発行するものは「法定通貨担保型」とされ、他にも同様のステーブルコインが多数発行されている。

トピック: SBI VCトレードが投信積立をクレカ払いで特典「XRP(リップル)交換券」

SBIが運営するSBI証券と仮想通貨取引所SBI VCトレードのコラボキャンペーンが発表された。

SBI証券の投信積立を提携の三井住友カードを利用して支払いを行うと、SBI VCトレードで使える「XRP交換券」を受け取ることができる。

キャンペーンにエントリーし、「三井住友カード つみたて投資」を利用することで最大30,000円相当の交換券が付与されるとのことで、関連サービスを利用している人や興味がある人には朗報だ。

同キャンペーンは2022年1月20日~4月30日の間で実施される予定となっている。

トピック: 新たなNFTプラットフォーム「DOSI」のリリースをLINEが発表

盛り上がるNFTブームの中、国内でも既にたくさんのNFTマーケットプレイスやプラットフォームがリリースされている。

メッセージアプリでおなじみのLINEは19日、新たなNFTプラットフォーム「DOSI」のリリースを発表した。

「DOSI」は世界180か国で利用できるグローバル仕様で、プラットフォーム内で独自のNFT市場を構築したりNFTを発行・販売したりできるようになっている。

現在LINEが提供するNFTプラットフォームには、「NFTマーケットプレイスβ」がある。

同サービスは、簡単にNFTを売買することができるが、流通は同マーケット内で留まり、購入したNFTをウィレットなどへ移動することができない仕様となっている。このため、LINEはさらなるサービスの拡充を目指して「LINE NFT」という日本市場向けのプラットフォームも今春リリースすると発表している。

実験的な段階でもあったβ版から、LINEはいよいよ本格的にNFT事業に参入していく運びとなった。今後の成長と続報に期待が高まる。

先週のまとめと今後の見通しの考察

低迷極まる仮想通貨市場だが、関連企業は新たな事業とサービスを展開し、広がりを見せている。特にNFT関連は火がついて間もないため、今後より多くのサービスがリリースされていくだろう。

その中でもLINEは次々と新たなNFTサービスを発表しており、注目の的となっている。

世界ではNFT市場が盛り上がっているが、国内マーケットを見るとまだまだ出展数も購入数も少ない状況だ。LINEが国内NFT市場を牽引していく存在になる可能性は十分にある。

タイトルとURLをコピーしました