【BTC週報:11/01〜11/07】テーパリング計画のビットコインへの影響は?次なるETF承認は?

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先週のビットコインは高値730万円近く低値689万円となった。3日はFEBのテーパリング計画が発表されるも価格に大きな影響はなかったが、週末に向かってやや下降していく様子が見られた。

今回は、最も大きな話題となったテーパリング計画の発表について少し詳しく紹介するとともに、ビットコイン現物ETFと米コインベースの新サービスの話題に触れていく。

先週のBTCチャート(11月1日~11月7日)

ビットコイン価格チャート(2021年11月1日〜11月7日)

先週のビットコインチャートだ。先々週はビットコインの大幅な下落が見られたが、やはり徐々に回復し2日には730万円近くまで上昇した。

3日にテーパリング計画が発表されると価格は一時5%ほど下落。しかしその後すぐに持ち直している。週の後半は下落傾向にあり、週頭と同等の水準でもみ合いを続け、一時680万円台まで落ち込んでいる。

トピック:テーパリング計画発表、ビットコインを中心に仮想通貨へ影響か

かねてより話題になっていた米でのテーパリングについて、FRB(連邦準備理事会)が正式に計画を発表した。テーパリングとは金融政策の一つで、金利を操作して資本の流通量を調整するというもの。景気が悪い時には金融緩和を行い、景気が良い時には逆に引き締めを行うようになっている。

今回の発表では、新型コロナの影響によって一時15%を記録した失業率も4%台までに下がり雇用が安定しつうあることを背景に、FRBが買い増ししていた資産を少しずつ減らしていくことがわかった。毎月1200億ドル近くを注いでいた買い増しを、毎月150億ドルずつ減らしていく計画だ。

新型コロナの影響を受けて行われた量的緩和によって、ビットコインをはじめとする仮想通貨は大いに盛り上がった。しかし今回のテーパリングでは資本の流動性が徐々に低下していくことになるため、今後仮想通貨などへの投資が減少していくことが予想されている。

今後は予想に対してどのように価格が推移していくのか、しっかりと見極めていく必要がある。

テーパリング計画発表後、ビットコインは5%ほど下落しているがその後すぐに回復を見せている。今回のテーパリング計画発表では大幅な価格変動がなかったことが印象的だ。

トピック: ビットコイン現物ETFに待った、4度目の承認延期へ

ビットコインETFの承認が相次ぎ盛り上がりを見せる中、次の承認へと期待されていたビットコイン現物ETFの承認に待ったがかかった。今回承認の再延期が決定されたのは、ヴァルキリー社が申請中の「ヴァルキリー・ビットコイン・ファンド」だ。

今年4月に最初の申請が行われた同ETFは今回の延期までに既に3度も承認を先送りされている。米SECはこの後、受理日から240日後の来年1月7日までに承認の可否を決定しなければならなくなる。

ビットコイン先物ETFが承認されたからといって、現物ETFまでスムーズに承認とはならなかった。残りの期間でさらなる審議が行われ、米国最初のビットコイン現物ETFの承認の可否が決まる。今回の延期を受けて、その他の申請にも影響が出ているようだ。

トピック:米コインベースが新サービス開始、広がるビットコイン活用

米仮想塚取引所として有名なコインベースが3日、新サービスの開始を発表した。今回発表されたビットコイン現金貸出サービスは、ビットコインを担保として現金を借り入れることができるというものだ。

これによりユーザーは、保有するビットコインの40%に値する現金を借りることができるようになる。なお限度額は100万ドルで、日本円にすると約1.1億円となる。

サービスの魅力は、信用調査がないということだ。返済期限は最大2年となっているが、延滞遅延金などが発生しない。対象ユーザーは残念ながら米国居住者に限るが、こうした新たなビットコイン関連のサービスは仮想通貨に新たな風を吹き込む良いニュースと捉えることができる。

先週のまとめと今後の見通しの考察

年初から度々話題となっていたテーパリングについて、いよいよ公式の発表があった。直後にビットコイン価格は下落したものの、大きな影響は受けていない。

今後行われていく金融緊縮の中でどのように価格が推移していくか、しっかりと見ていく必要がある。ビットコイン現物ETFの承認は先送りとなったが、取引所による新たなサービス開始などビットコインが盛り上がる要素はまだまだあるため期待感は続くだろう。

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