BTCが時価総額過去最高を更新!まだ伸びる?ただのバブル?両面考察

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2017年12月18日に記録した3348億ドルを超え、3350億ドルを記録して時価総額過去最高を更新し続けているビットコイン。

この機会にビットコインを買ってみようと思った人も多いはずだ。

そこで今回はこれからのビットコイン価格の推移を様々な情報から考察していこうと思う。

いくつかの内容はすでに再掲の内容だが、改めてその重要性を紹介したい。

BTC価格を底上げするポジティブな要因

まずは今後の可能性に期待できるポジチィブな内容から。

ポジティブな情報1:paypalの参入

大手決済サービスpaypal(ペイパル)が仮想通貨市場に参入することを発表した。

最初はビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)の4銘柄に対応する予定で、今後増えていきそうだ。

サービス内容は、仮想通貨の販売、購入、保管、仮想通貨決済が主だ。大手企業が参入したことによって、より手軽に仮想通貨を購入できるようになって仮想通貨市場にさらに人が集まることは間違いないだろう。

ポジティブな情報2:機関投資家の参入

ナスダック上場企業のマイクロストラテジーは、9月15日に4億2500万ドル(約450億円)相当をビットコインに投資していることを発表。

その3週間後には決済大手のスクエアも53億円相当のビットコイン投資を明らかにした。

10月にはデリバティブ市場も強気が支配し、機関投資家がシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)に上場しているビットコイン先物でのロングポジションは過去最高となった。

機関投資家の参入はおそらく、価格に上昇圧力を加えた。さらに、広範な市場心理を活気づけ、多くの買い手の市場参入を促した可能性が高い。

また、今後も機関投資家の参入が増加する可能性は高く、ビットコインのさらなる上昇に期待がもてる。

ポジティブな情報3:東南アジア最大手銀行の参入

東南アジア最大手の銀行「DBS銀行」が独自の暗号資産取引所を開設することを発表した。

DBS銀行はシンガポールの最大手商業銀行で、金融誌ユーロマネーで「World’s best digital bank」の称号を得るなど、世界一のデジタルバンクとして知られる存在である。

また、この取引所は「DBSデジタル取引所」と名付けられ、仮想通貨に関する規制が他国より先進的なシンガポールにおいて、主に機関投資家を中心に展開する狙いがあるそうだ。

DBSデジタル取引所は、シンガポールドル、香港ドル、日本円、米ドル建てで、BTC、ETH、BCH、XRPの4銘柄と取引することができるという。

銀行が暗号資産取引所を運営するのは世界初で、これが世界でもトップクラスの銀行が本格的に検討しているということは投資対象としての仮想通貨の地位が上がってきているということである。

BTC価格の急落を示唆するネガティブな要因

続いては、価格が急落する可能性や、そう考える人たちの意見も見てみよう。

ネガティブな情報1:レイダリオ氏のツイート

ビリオネアのレイ・ダリオ氏は11月17日に、「ビットコインについて何か見落としているかもしれない」と述べる一方、ビットコインが信頼できる通貨としての役割を果たせない理由はいくつもあると、懐疑的な姿勢を示した。

・ビットコインは価格変動が激しいので通貨としては成り立たないということ

・仮に中央銀行の通貨に対抗できるほどに成功したとしても、各国政府はビットコインを「危険なもの」として禁止する可能性が高い

上記の2点の理由から仮想通貨が通貨としての役割を果たすことはないので、今後も単なる投資対象として扱われ、現在の高値を保ち続けることはないだろうという見解だ。

ネガティブな情報2:バブル崩壊

著名アナリスト兼グローバルマクロマネージャーであるTimothy Peterson氏はビットコインのいわば「バブル状態」を危惧している。

Timothy Peterson氏は自身のTwitterで、現在のビットコインは「リスクゾーン」にあり、今後の価格引き戻しの可能性を示唆した。

同氏によれば、歴史的にもビットコインがこの「リスクゾーン」に突入した場合、平均20%程度の引き戻しが発生しているという。

仮に、Timothy Peterson氏の指摘が現実化した場合、ビットコインは短期的に「13,000ドル(約135.8万円)」付近にまで引き戻されることとなるため、注意が必要となる。

数年前に高値で掴んで塩漬けにしてた人も多いはずだ。彼らがどう動くのかも注目したいところ。一夜にして暴落して行ったことはいまだに記憶に新しい。

ネガティブな情報3:極度の強欲状態

著名アナリストのCryptoWhale氏は現在上昇が続いているビットコインについて、近く下落に向かって8月の水準に戻るだろうとツイートした。

​同氏はこの発言を、買い時を逃すことへの不安を感じることでビットコインを高値で買おうとする人々への警告であるよ述べており、ビットコイン価格が上昇や下落に急激に動くのは、仮想通貨市場の不安定な性質による可能性が高いと付け加えた。

実際にこの見方を裏付けるように、強欲指数の分析サイトAlternativeのデータによると、先週から市場は極度の強欲状態にあるようだ。​

ビットコインの高騰もあって現在は購買圧力が高まっているが、​一度下落に動き始めると投資家は売り圧力を強める可能性があるため、今後の推移に気をつける必要がある。

まとめ

ここ数日のビットコインのニュースは過去最高時価総額を更新したこともあり、ポジティブなものが非常に多かった。実際に今後数か月は上昇する可能性が高いとみて良いと思う。

しかし、数人の著名人が指摘するように下降の可能性も少なからずある。

引き続きさまざまな情報を参考にして、値動きに注視したい。

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