【BTC価格5/3-5/9】新時代のビットコイン取引はSatoshiから?BTCは少額から持てる

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先週のビットコイン相場は落ち着いていた。今回は、今後の大型アップデートや最小単位である「Satoshi」の扱いの変化、マイニング拠点の移動などについて紹介する。

先週のBTCチャート(5月3日~5月9日)

btcチャート(2021年5月3日〜5月9日)

こちらが先週のビットコインチャートだ。全体的に630万円前後で推移しており、大きな変動のない週であった。先週の最高は5月8日の645万円だ。

トピック:ビットコインの大型アップデート「Taproot」、約半数の支持率

ビットコインの大型アップデート「Taproot」を、約半数のマイナーが支持していることが分かった。現在は「Speedy Trial」という3ヶ月のテスト期間である。8月ごろまでにマイナーの支持が90%以上になれば11月ごろにはTaprootが本格的に実装される予定だ。

Taprootはプライバシーの向上や処理速度の改善が期待される大型アップデート。マイナーが今月1日にリリースされたビットコインコアの最新バージョンに更新し、シグナルビットを採掘するブロックに含むことで、対応が起動される仕組みである。

Taprootのアクティベーション状況をトラッキングするサイトによると、現在ビットコインマイニングプールの46%が支持を表明している。

支持率が90%に達しなかった場合は、Taprootをアクティベートするために他の方法が検討される予定だ。

トピック:ビットコインの最小単位「Satoshi」が広がる

米大手仮想通貨投資企業Galaxy Digital社のMike Novogratz氏は、「ビットコインの取引単位をSatoshiに移行すべき」と主張した。ビットコイン価格の高騰により、高額の資金がないと手に入らないイメージを持つ人も多く、一般的な人々が手を出しにくい価格になっている点を要因として挙げている。

Satoshiはビットコインの最小単位で、1BTCの1億分の1に相当する。現段階では1Satoshiは約0.06円。名前の由来は、ビットコインの創設者であるサトシ・ナカモトだ。1円以下の価値の移転が可能な点で、マイクロペイメントといった少額決済の活用ケースも注目される。

仮想通貨の時価総額や取引所の出来高などのデータ提供サイトCoinMarketCap上でも、ビットコインの単位としてSatoshiが表示され始めたことが確認されていて、徐々に表記を併記する企業も増えつつある。

トピック: ビットコインマイニング、中国から北米にシフトか

ビットコインマイニングの大部分は中国に拠点を置いているものの、他の場所にシフトし始めている兆候があることが分かった。

ビットコインマイニングプールの1つであるF2Poolの共同創設者チュン・ワン氏は、ハッシュレートにおける中国の比率が縮小しており、「シフトは本物だ」と述べている。

4月22日にデジタルカレンシーグループのバリー・シルバート氏が公開したデータによると、アメリカを拠点とするマイニングプールであるFoundryが世界トップ5のマイニングプールにランクイン。ハッシュレートの7.6%のシェアを占めたことが明らかにした。

シルバート氏は、「ビットコインのハッシュレートは急速に中国から北米にシフトしている」と主張している。

まとめ:先週1週間の価格の動と今後の展望

先週のビットコインは、これまでの急騰や大幅な下落は見られず落ち着いた相場となった。そんな中でビットコインの大型アップデートもテスト段階を迎えており、今後実装になった際には価格にどう影響するのか要注目だ。また、ビットコインの最小単位であるSatoshiの扱いが変わりつつある点も興味深い。まだBTCを持っていない人々が、「ビットコインは法定通貨換算額で少額から保有できるのか」「小さな決済に使えるのか」とイメージが変われば、さらに相場参加者が増えて価格が押し上げられるかもしれない。マイニング拠点の中国から北米への移動も含め、ビットコインを取り巻く状況は刻々と変化している。引き続き注視したい。

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