【BTC価格3/29-4/4】BTC660万円台にまで高騰!コインベース上場など最新情報まとめ

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ビットコインは先週660万円にまで高騰。界隈では、採掘難易度の過去最高値更新やクジラの大量送金など、注目のニュースがたくさんあった。それぞれ詳しく紹介しているので、ぜひ最後までチェックしてみてほしい。

先週のBTCチャート(3月29日~4月4日)

ビットコインチャート(2021年3月29日〜4月4日)

こちらが先週のビットコインチャートだ。615万円ほどからスタートし、週の中盤には660万円にまで高騰。週末にはやや下降するも、645万円ほどで着地し、依然として高騰を続けている。

トピック:BTCの採掘難易度・ハッシュレートが過去最高を更新

ビットコインの採掘難易度調整が4月2日に実施され、過去最高を更新した。同時に、ハッシュレート(採掘速度)も2月9日以来過去最高値を更新した。

ハッシュレートとは、秒間計算能力を表す指標のことである。ハッシュレートの上昇は大手マイナーの中長期的な強気姿勢を示すほか、BTCネットワークの頑丈さをも表す。

今回の採掘難易度・ハッシュレートの過去最高更新の背景には、マイニングの最新機器の投入が進んでいることが考えられる。マイニング機器大手Antminerの最新機器は、3月4日には第二弾の商品がすぐに完売していたという。

また、マイニングが盛んな中国・四川省の豊水期には、電気代などのコストパフォーマンスが上昇する。豊水期の時期としては例年5月から10月頃が見込まれている。マイナーたちはこの時期に集中してマイニングし、豊水期後は拠点を海外に移したり事業を縮小したりするそうだ。

今年の豊水期にも、採掘難易度やハッシュレートの上昇が発生するかもしれない。

トピック: クジラによるBTC大量送金

ビットコインでクジラの大量送金が多発していたことが、WhaleAlertで確認された。4月3日の朝5時から数時間の間に、20回以上の大量送金が行われ、その規模は少なくとも数千億に及ぶ。

送金元や送金元には、「取引所コインベース」「取引所Gemini」と表示があり、取引所への送金や取引所からの出金もあった。

一方で、オンチェーンデータやWhaleAlertの精度は100%完全というわけではない。過去にはWhaleAlertによるアドレスのラベルミスもあったため、全体の受給などは冷静に観察する必要がある。

トピック: 仮想通貨取引所コインベースが上場予定日を発表

アメリカ大手仮想通貨取引所コインベースが、証券取引所ナスダックへの株式上場の予定日を発表した。予定日は4月14日で、ティッカーシンボルは「COIN」とのことだ。SECから認可も受けている。

コインベースは従来のIPOではなく「直接上場」の方法を採用。これは、上場時に新株を発行せずに既存の株式を一般に直接公開するという手法である。

アメリカでは仮想通貨取引所の上場は初の事例となり、コインベースも上場は業界・投資家から注目を集めている。

また、上場にあたり、コインベースはSECで取引・市場部門責任者を務めていたBrett Redfearn氏を資本市場製品担当(VP)として雇用。他にも新たに弁護士を起用していることから、上場企業としてコンプライアンス体制や新たな事業計画の準備を整えているという姿勢がうかがえる。

まとめ:1週間の動き、長期トレンド交えた今後の展望

先週はBTC価格がさらに上昇を見せた。採掘難易度も過去最高を更新し、マイニングが進んでいる。クジラの大量送金もさることながら、コインベースも上場し、ビットコイン全体がますます盛り上がっている。今後も、引き続き冷静に観察を続けていきたい。

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