【BTC価格1/18-1/24】ついに反転の悪魔がやってきた!?先週のビットコインと今後

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400万円付近でもみ合いを続けていたビットコインがついに急落してしまった。まだ伸びる可能性を秘めていたのにも関わらず、なぜ突然下落してしまったのか。急落してしまった時の事前シグナルはあったのか。

今回はこのビットコインの価格変動の原因を詳しく探っていきたいと思う。

先週のビットコインチャート(1月18日~1月24日)

ビットコインチャート(2021年1月18〜24日)

こちらが先週のビットコインチャートだ。

380万円付近で推移していたビットコインは、20日を境にして下落し始め、最終的に300万円を割るか割らないかのところまで一気に落ちていることがわかる。その後安定し。現在は330万円付近で推移している。

トピック:バブル崩壊を危惧して市場に参入する買い手が不足したか

今回の下落は複数の原因が重なったのではないかと言われている。

特に大きな要因として挙げられているのが、買い手の不足、レバレッジの巻き戻し、バイデン新政権への不透明感などだ。

前回のバブル崩壊を経験しているせいか、大きく価格が上がったあと停滞し始めたチャートへの警戒が強まり、新規にビットコインを購入する投資家が減った。同時期にアジアにおけるレバレッジの巻き戻しが発生しており、それが遅い時間帯での出来事だったため市場を大きく動かしてしまう原因の一つになってしまったようだ。

トピック:新政権への不透明感

先週に引き続き、米国での利益確定売りが少なからずあるという見解も確認されている。

新たにバイデン大統領が就任し、バイデン新政権へと移行し始めたわけだが、まだバイデン大統領から仮想通貨に対してどのように政策を展開するのか発表されておらず、不安を感じた市場が売りを行なっているとみられている。

上記を口実として利益確定売りを行なっているという風にも見られているが、共通しているのは不透明感による売り。今後もバイデン新政権が仮想通貨への政策を発表しない限り、弱いトレンドが続くとみられる。

トピック:米国が「買い」アジアが「売り」の構図が顕著に

直近は世界中で大小様々な規模の投資家が一気に参入してきたことによって、これまでと異なる流れができていることにも注目したい。

一部では、米国時間にビットコインが購入され、アジア時間にビットコインが売られるという流れができているのではないかと考察されている。

日本で考えると、アメリカとは時差が14~17時間ある。ワシントンは14時間、サンフランシスコは17時間だ。ざっくり言えば日本の日中はアメリカの前夜となる。アジア圏の各国は日本と1〜2時間の差しかない。つまり日本人の視点では、寝ているあいだにビットコインが購入され、朝起きてから日中動いているうちに売却されるという図だ。

これは、アジアの投資家たちは欧米の投資家に比べてホールドする「長期保有」の意識があまり浸透しておらず、短い期間での利益を求めて少しでも利益が出た時に売りを浴びせているのではないかとのこと。

別の見解では、マイナーによる売却が一因なのではないかという風に見られている。実際にこのような潮流があるのなら、トレンドに注目して自分たちもスイングトレードに乗りたいところだ。

先週のまとめと考察

先週から警戒はずっとしていたものの、やはりと言うべきか、下落のタイミングが来てしまった。

バイデン政権の仮想通貨に対する具体的な政策発表がされていないため不信感による弱気トレンドが続きそうだが、裏を返すと発表次第で価格は大きく変動する可能性がある。最新情報を注視する必要はあるが、ポジティブに捉えるなら仕込むなら今はチャンスかもしれない。これまでずっと上昇トレンドだったため高値掴みを恐れてビットコインも購入することができていなかった層は、指値で購入を試みてはいかがだろうか。

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