【BTC価格11/16-11/22】右肩上がりで引き続き高騰中のBTC!その背景を探る

BTC価格チャート ビットコイン情報
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ここ最近、価格上昇が続くビットコイン。

先週はビットコイン市場過去最高の時価総額を記録したが、一体はビットコインに何があったのだろうか。

今回のビットコインニュースでは、先週のチャートをもとにして気になるニュースを一気にチェックしていく。

【先週のビットコインチャート(11月16日~11月22日)】

BTC価格変動(2020年11月16日〜11月22日)

こちらが先週1週間のビットコインチャートだ。17日の終わりを境に価格は上昇を続け、18日に過去最高の時価総額を更新した。その後も上昇を続けており、現在も高騰している。

ここからはトピックに合わせて分析していきたいと思う。

先週のトピック:ビットコインの供給不足

現在ビットコインの供給不足が指摘されている。

仮想通貨を採用したペイパルとTwitter社CEOが率いる大手決済square社が、マイニングによって新規発行されたビットコインを買い占めていることにより、市場でビットコイン不足を引き起こしている。

ペイパルによるビットコイン取り扱い以降、新規発行されたビットコインの約7割がペイパルによって飲み込まれているそうだ。また、square社に関しても提供するCashAppがすでに新規発行されたビットコインの約40%を購入していると言われている。

ペイパルとCashAppnの推定と合わせるとビットコインの新規採掘量を上回るという。

トピック:ビットコイン21年末までに3000万円超え予測

シティバンクのマネージングディレクターであるThomas Fitzpatrick氏は「ビットコインは、21世紀のデジタルゴールド」だと主張しており、1970年代の金市場とビットコインの類似点を指摘した。

その根拠として、新型コロナウイルスのパンデミックによる世界的な経済危機は、1970年代の金と同様の市場環境を作り出している。その背景にあったのは米ドルの影響である。

1973年と1979年には、中東戦争の影響で第一次、第二次オイルショックが発生。旧ソ連のアフガニスタン侵攻も先行き懸念を増長し、米ドルのインフレヘッジ手段として金の高騰をもたらした。

一方ビットコインは、2008年の金融危機を経て誕生し、2013年のキプロス危機では「避難通貨」として高騰した経緯がある。

インフレ局面では、希少性の高い金やプラチナなどの「貴金属」は値下がりしにくい資産だとされる。大規模量的緩和に伴うインフレーションで物価が上昇すれば相対的に現金の価値が目減りする懸念があることなどから、新型コロナウイルスのパンデミック終息と世界経済の回復が長引けば、米ドルのヘッジとして金やビットコインの需要が高まることが予想される。

Thomas Fitzpatrick氏はこれらを論拠に、ビットコイン価格が21年12月までに3000万円を超えると強気予想を示している。

トピック:ビットコインが過去最高の時価総額を記録

ビットコイン時価総額は18日、3350億ドルを記録。2017年12月18日に記録した3348億ドルの記録を更新した。

今回のビットコインの高騰について、bitFlyerマーケットアナリストを兼任するトレジャリー部部長の金光氏は以下の4つのポイントが原因なのではないかとの見解を示した。

・インフレヘッジ
・ペイパルによる仮想通貨サービス
・Mariner Wealthのビットコイン投資サービスの開始
・レイ・ダリオ氏の発言

また、ビットコインが株式市場に先行して動くようになるのではないか、とも予想している。

先週のまとめと考察

3年ぶりに時価総額を更新した先週は、ビットコインの中で歴史的な週だったといえるだろう。

価格の急激な高騰もあり、様々な情報が飛び交っていた。それらは比較的ポジティブなものが多かったように思う。

供給不足のニュースは気になるものの、ここで紹介したニュース以外でもビットコインのさらなる上昇を予想する記事は多く、これからのビットコインの動向には期待しても良いのではないだろうか。

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