本日2020/04/30、突然9400ドルまで押し上がったbitcoin。日本円換算で100万円。なぜこのタイミングでいきなり急上昇したのか。その理由に迫りたい。
まずいきなり結論から書くと、間違いなく事の発端はNYダウの伸びからきていると考えられる。特にGoogleやYoutubeと、コロナウイルスへの特効薬が見つかったかもしれない製薬会社等が大きな追い風材料となっている。
次にbitcoinのチャートを見てみよう。
細かく見ていくと途中までダウと同じ価格で推移していることがわかる。
そのあとさらに大きく上昇している。これは100日平均線、200日平均線と言った長期の重要指標をタッチしたことでさらに強い買いに繋がり、そのまま価格が上昇したのではないかと読むことができる。
以下は100日平均線、200日平均線をタッチしていることがわかる図だ。
テクニカルで指標を超えたとはいえ、今回の買いで実はダウを大きくかけ離れている。今後はこの高値のままダウと共に推移するのか、今回を契機にダウを卒業して別のグラフとして稼働するのかが注目ポイントだ。
まだ従属していると考えると、ある意味「買われすぎている」とも捉えることができるため、今後のダウの動きで下落する可能性も十分含まれている。一旦8600ドルレンジで利確してしまうのも、デイトレ勢としては賢い一手かもしれない。
半減期まで残り1週間とちょっとを切っているビットコイン。半減期まえに大きく伸びたことを考えると、このさき採掘難易度が上がるリスクから大手が事前に仕掛けて利確を行う流れが来る可能性も否めない。
それとも、このまま半減期を超えてさらに伸びていくか。ここ2−3日はダウとBTCの両方のチャートから目を離さずに判断していきたいところだ。