【BTC週報:07/04〜07/10】一時22000ドル台へ回復、苦境続く関連企業の戦略

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ビットコインは6月に入ってから様々な要因によって、下落傾向を見せている。

6月終わりには300万円台を割り、市場には悲壮感さえ漂っていた。しかし先週一時的に300万円台への回復を見せ、立ち込めていた悲壮感はやや和らぐ結果となった。

今回は、一時的なビットコインの回復についてと、苦境の中で新たな取り組みを見せるバイナンス、そして苦境に立たされるマイニング企業についてのトピックを紹介していく。

先週のBTCチャート(7月4日~7月10日)

ビットコイン価格チャート(2022年7月4日〜7月10日)

先週のBTCチャートを見ると、6月末の悲惨な下落からやや回復を見せていることがわかる。一時300万円台まで回復をし、安堵の空気が流れた。

価格は維持できずやや下落したが、その後も290万円台付近でもみ合いを続け、週末を迎えている。

トピック:ビットコイン一時22000ドル台へ

8日、ビットコインは一時22000ドル台へ回復を見せた。

先週は2万ドルを割って、市場は暗雲たちこめる下落相場となっていたが、ここへきて様々な警戒感が薄れ買い注文が相次ぐ形となった。22000ドルのラインで価格維持はできなかったが、週末までに大きく下落することなく順調に推移している。

8日の上昇後、日本での安倍元首相の死去報道があり、価格の下落につながった。ビットコインと共に、イーサリアム・ソラナも下落に転じ、仮想通貨市場に大きな影響を与えている。

トピック:バイナンスに大きな動き、8日から取引手数料廃止へ

市場の動きが思わしくなく関連企業の破産報道が相次ぐ中、大手仮想通貨取引所バイナンスが驚くべき発表を行った。5周年を迎えるバイナンスは、ビットコイン及びフィアットにおける取引ペア13種類の取引手数料を8日より廃止することを発表したのだ。

これにより、バイナンスはビットコインの売買において手数料が最も安い取引所になると予想される。取引手数料廃止によって生じ得る様々な課題についても、既に対策が検討されている状況だ。

自己取引や複数アカウントを大量に作成して不正取引を行うなどした場合、今回の取引手数料廃止に該当せず、手数料が発生するしくみとなっている。

トピック:マイニング企業の債務決済相次ぐ、コアサイエンティフィックが約1億6700万ドル相当のビットコイン売却

度重なるビットコインの下落に悲鳴を上げているマイニング企業。

破産報道も多数行われる中、債務決済も相次いでいる。

米に拠点を置くマイニング企業コアサイエンティフィックも債務決済を行った企業の一つだ。同社は、6月時点で保有しているビットコインを7000以上も売却したことを7月に入って発表。1億6700万ドル相当のビットコインは、平均価格2万3000ドルにて売却された。

苦境に立たされるマイニング企業は、同社のように保有ビットコインや自社でマイニングしたビットコインの売却を行ってなんとか債務を決済している状況だ。このように取り組んでもなお決済しきれない企業については、破産という結果になっている。

マイニング企業にとっては現在が過渡期と言えるだろう。

先週のまとめと今後の見通しの考察

一時22000ドル台へ回復したとは言え、全体的に見ると安心できない状況が続いている。特に、それまでの下落相場で大きな痛手を負ったマイニング企業にとっては、ここが正念場とも言える。

一方で大手取引所バイナンスのように、この逆境の中で新たな取り組みを見せる企業もある。こうした取り組みはユーザーに大きな希望と期待を与え、仮想通貨市場がまだまだ終わりではないと安心できる要素となるだろう。

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